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のんびり、いこう。

*chu*です
ジャカルタからスラバヤへ。インドネシアでのんびり暮らしてます。どうぞよろしく☆

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チレボン5 チレボン散策

チレボンはほんとに小さな町。  チレボンについて
1日目、お昼頃到着してから町をまわったけど、半日で見所は全部まわれちゃうの。
とりあえず、お友達にもらった地図と情報だけで動く。

ホテル→潮覚寺→カスプパン王宮→カノマン王宮→Bank Indonesia
すべてベチャでまわれました

潮覚寺
赤と黄色が鮮やかなチレボンで一番古い中国寺院。
本堂の中央には観音菩薩像。
参拝する順番が書いてあり、けっこう奥まで続いている。
ご詠歌みたいな歌が流れ、お線香の香りが漂い、妙に落ち着く・・・

宗派は違うといえ般若心経は仏教共通のお経なのでちゃんと来訪者用教本があり、懐かしいな~と思うあたりやっぱり私は寺の娘だったんだわ、と思うのね。
旦那は本堂の両壁一面にある中国の絵と、柱に興味津々。
潮覚寺




カノマン王宮、カスプパン王宮
ジョグジャの王宮と比べるとずっと規模も小さいけど、どちらの王宮にも、壁や建物にオランダや中国の古い陶器のタイルやお皿が埋め込まれていてかわいい。

ちょうど私たちが行ったときは、年に一度のお祭りで王宮内外ともにすごい露天商の数と人でごったがえしており、ゆっくり見ることも出来ず
その人と物とゴミの多さにさっさと後にしてしまった。

チレボンの王宮
チレボン王家はその昔、3つに分裂してしまったそうで、今回行ったのは1677年にできたカノマン王家、1769年にできたカスプパン王家の王宮。

ここで、不思議な人達に出会った。
王宮の庭のあちこちで手相?を見る占い師みたいな人とそれに群がる人達。
でもその服装からムスリムだとわかる。
占いとか、偶像崇拝とかご法度なイスラムが、ここでは古くからの文化とずいぶん深く混ざり合っているんだな、と思った。
そして、王宮の奥や宝物殿のパクシ・ナガ・リマン、クレタ・シンガ・バロンという王様の乗り物の下に座り込む人。
ここチレボンでも王家は絶対的象徴だったので、今でもそのパワーを分けてもらえると信じてそうする人がいるそうだ。
他にも、チレボン王宮はイスラム教でカラーも薄いグリーンのイスラム色。
なのに王宮にはオランダからもらったといわれるキリストのお話が描かれたタイルが貼られていた。

まわりの王国の覇権争いに巻き込まれたり、オランダ領になったり・・・中国、オランダ、古くからの文化が混ざり合いその複雑な歴史をもの語っている。

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チレボン4 ベチャ

ジャカルタではほんの限られたエリア内でしか走っていないベチャ。
チレボンには町中にベチャがいて、すれ違うたびに「ベチャ、ベチャ」と声をかけてきます。

チレボンのベチャは、ちょっと幅が狭いのか、2人で乗るとジョグジャのものよりキツかった。
それでもときには4人乗りだって…おじさん大変そうだわww

ベチャ

小さな町なので、ベチャで事足りることが多い。
人も荷物も野菜もみんなベチャで運ぶ。
散策にももってこいで、風は気持ちいいし、ゆっくり見られるし、好きなところですぐ止まれるし、一生懸命漕いでくれるおじさんはガイドもしれくれるし・・・ベチャ大活躍

無数のベチャおじさんたちは1日何人のお客をとれるのだろうか。
1回、距離に応じて2000Rp~5000Rpといったところか。
観光客だからといってそうそうぼったくったりしないところもうれしいな。



いつもホテル前に待機中のベチャおじさんたちは、ロビーから人が出てくると道路から声を掛けてくる。
でもホテル前から乗るとちょっとだけ高いんだよね。

この土地の独特のイントネーションなのか、言い方がキツイというか、強い。
最初、ベチャおじさんに「オイ!!」と言われたときはびっくりしたよ…
旦那は笑いながら、「知らない人が聞いたら喧嘩売ってるみたいだよね」だって。

ベルボーイと話をしていると、必死にこちらの気を引こうとして道路からこっちに向かってブンブン手招きをしたり、パンッパンッと手をたたいてみたり。
しまいには仁王立ちして「オイ!!!



↓お昼寝中のベチャおじさん
お昼寝中のベチャおじさん

>> オマケ

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チレボン3 チレボンの町並み

チレボンは北海岸沿いの港町。日差しも強くてジャカルタよりずっと暑い。
チレボンとバティックについて

ここにはかつて王国があり、今もまだクラトン(王宮)が残る。
オランダ統治時代、華僑、インドネシアとその複雑な歴史から宗教と文化が入り混じって独特の雰囲気をかもし出している。

高いビルもなく、こじんまりとした町。
町のそこここに、古いオランダ時代や中国様式の建物が見られ、屋根や窓にその特徴があらわれている。
そういったものを探すのも、この町での楽しみかもしれない。

チレボンの町並み

(写真右上) Bank Indonesia Cirebon となりに新しく建て増しされているが、この建物はかつての500Rp札のモデルとなった建物だそうだ。
(写真左下) Alun-alun(広場)にある大きなモスク。屋根の形がモスクらしくなくてかわっている。
(写真右下) チレボン中心部から外れたトゥルスミ地区にあるパサールの倉庫屋根。中国様式を残している。


とくにトゥルスミ地区で感じたのは、家やお店のドアが一面木のドアであること。
色合いも淡いブルーやクリーム色で、その雰囲気はなんとなくオランダを感じさせる。
かと思えば大きな家のつくりは中国のような中庭を囲むロの字型だったり。

大通りから中に入ると、そこはアスファルトではなく砂地の道。
自動車が走ると砂埃をたててしまうけど、多くは馬車や自転車・バイク、ベチャが走る。
朝はおばさんたちが軒の下にお菓子や食べ物を並べ、ミニマーケットとなる。
心地良い空気が流れるところだ


↓チレボン中心部にあるパサール路上。
チレボンの町並み

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