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のんびり、いこう。

*chu*です
ジャカルタからスラバヤへ。インドネシアでのんびり暮らしてます。どうぞよろしく☆

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お墓参り

ハナはマンゴーの木のふもとに眠っている。
昨日、ハナのお墓参りにいったら雑草が抜いてあった。
目印に赤茶色のタイルをおいておいたんだけど、その周辺も。

そしたら、どっからともなくおばあちゃんがやってきて
「あんた~、犬病気だったの」と。
たしか埋めたときはまわりにこんなおばあさんいなかったけど・・・
なぜ知っているのかはいいとして。(たぶんその近所の人だから)
お参りをすませて帰ろうとしたら、いきなりおばあさんが
「ちょっとお金ちょうだいな」

あまりに唐突でびっくりした。
でも、旦那が話しているとどうも埋めるの手伝ってくれた人のおばあちゃん?らしい。
もしかしたら草を抜いてくれたのもこのおばあちゃんかも。
「おばあちゃん、ここにうちの子犬がいるから、よろしくね」
って、少しだけど旦那がお金を渡していた。

ジャカルタのお義母さんのお墓も、ふだんからきれいにしてくれる墓守の人(もちろんお礼を渡している)がいるけど、このおばあちゃんはハナの墓守だろうか・・・
ハナのお墓の近くには赤いソカのお花が咲いていたよ。

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1週間経って

ハナとの出会い、結婚記念日、ハナとの別れ。
好きで自分で選んでこんなところまで来たけど
ハナがいた時間はやっぱり一番癒された時間でした。

この2週間の間にあったうれしいことも悲しいことも、
こうしてここでまた日記を書いていられるのは
みなさんのおかげだとあらためて思いました。

遠く離れても思ってくれる家族や友人がいて本当に幸せです。
私の一喜一憂に付き合ってくれるみんなに、ありがとう。
またがんばれるよ。



先の日記にコメントをくださったみなさん、ちゃんとお返事できていなくてごめんなさい。
またこれからもどうぞよろしくお願いします。

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ハナのこと

突然のことで、どう書いたらいいかわからず・・・

3日の午前2時ごろ、ハナが亡くなりました。


前日までとても元気で、全力で遊んでごはんもモリモリ食べて、とっても元気でした。
2日の朝も、普通に外でお散歩をしてうんちをしたハナ。
そのあと、いつもならご飯なんだけどこの日の朝はすごく涼しくて、うんちをしたあとすぐにちょっと寒そうにしながらタオルに潜り込んだので、私もこの日は朝から熱があったし、寝たいなら寝せておけばいいかなと一緒になって1時間半ほど2人で二度寝しました。
8時ごろ起きて、トイレへ行ったと思ったら下痢をしていてそのまま歩くことも立つこともできなくなり、、、ご飯を食べたがったのでふやかしたフードを少し食べさせて、また寝ました。

1時間くらいしたらひきつけをおこし、急いでお医者さんに電話すると
たぶん低血糖だから、やわらかいフードかおかゆを食べさせて様子を見るように言われました。

どうしても口を開けて自分で食べられないので、指で中に入れてやると舌を動かして少しなら飲み込めるようでした。
その後よくなる様子がないので、午後からお医者さんに連れて行き、注射2本とお薬とはちみつ水とベビーフードを食べさせてもらいました。
注射のあと少し元気が出たというか、動かなかった首と足を自分で動かすことができるようになったものの、自分で立つことはできず、夜にはひきつけを数分おきにおこすようになりました。

苦しそうに口を開けて、前脚を胸の前で交差させて「キュゥー」と小さく鳴いてうずくまり、その後15~20秒くらいで元にもどるのだけど急に脚をバタバタさせて走るような動きをし、タオルで包んで抱っこしていても首と脚をバタつかせてどこかへ行こうとするので、お医者さんに言われたように体を支えてやるといつものように走りまわる格好をしていました。
ただ、この間は目も見えていないようで、呼んでも反応がなくただ走るそぶりをするだけでした。

ひきつけがおさまったあと、首と脚をマッサージしてやると楽になったようで気持ちよさそうにしていました。
数分おきにひきつけをおこすので、フードやはちみつ水をあげるのも、ひきつけから回復したあとに細かく分けて与え、それでも少しずつ吐き戻してしまうのでまた少しずつ与え、、、

最後のほうは、ひきつけをおこした後にバタバタ走るようなそぶりはせず、ただ休んでいるという感じで、でもうとうとし始める頃にまたひきつけを起こし、とても苦しそうでした。
ひきつけをおこす前に、キャンキャン鳴くようになりました。

ベビー用の体が温まるオイルを冷えた手足や耳に塗って、ずっと腕の中で暖めながら抱っこしていました。
最後にひきつけを起こしたのが午前1時52分、それまでよりも長くキャンキャン鳴いたあと、ンーンーと赤ちゃんのような声でしばらく鳴いて静かになり、そのまま腕の中で眠るように亡くなりました。

まだ生まれて2ヶ月ちょっとの赤ちゃんなのに、こんなに苦しんで・・・
こんなに早く死んでしまうなんて・・・・・・

前日夜もご飯は普通にしっかり食べていたけれど、その後いつも食べていたおやつをしっかり噛めなくて何度も口から出しては食べなおしていました。
のどか口の奥に何かがひっかかったような感じで、何度か口を大きく開けて前脚を口に持っていって気持ち悪そうだったのですが、口を開けてみても何も見当たらないので、翌日お医者さんに見てもらおうと話していたところでした。
それと、朝方3時ごろに目をさましたので、抱っこするとちょっといつもより手足が冷えていました。
タオルをかぶせたら寝たので、そのまま寝させたんですが、寒かったのかもしれない・・・


ハナの症状から、低血糖か水頭症だったのかもしれない。
他の子(ハナの兄弟)と比べてもずっと体が小さかったハナ。
もしかしたら、どこかに疾患があったのかもしれない。
お医者さんいわく、低血糖にしては前日からの時間が開き過ぎているわけでもないし、便もそれまでは普通だったし、処置後の回復がないし痙攣やひきつけが処置後数時間経ってから頻繁に起こるようになっているしちょっとおかしいということで水頭症だったかもしれないということですが・・・


この日は涼しくて、もしかしたらハナには寒かったのかもしれない。
夜、ちょっと手足が冷えてるなと感じたとき、なんで一緒に寝てやらなかったんだろうと思う。
ハナが自分で食べられなかったご飯を、無理やりでももっと口に入れてやればよかったと思う。
せめて最後に、もう一度好きだったはちみつ水を口に入れてあげたかったと思う。
トイレを失敗してしかったとき、頭のあたりをはたいたのが水頭症を起こしたのかもしれない。
数時間様子を見ていたけれど、この数時間のうちにお医者さんにいっていたら違ったかもしれない。

こんな小さい体で、最期にいっぱい苦しい思いをさせてごめんね。
まだちょこっとしか生きてないのに、これからもっと楽しいことがいっぱいあったはずなのに、守ってあげられなくてごめんね。






どこへ行くにも常に私のあとをついてまわって、「ハナ」と呼べばじつはもう足元にいて、眠くなると私の足元で寝たり膝によじのぼって寝て、私がシャワーを使っているときも苦手だったシャワーの音も我慢してバスルームで待っててくれたハナ。
1時間ほど出かけただけでも、帰ってくると全力で喜んで、ケージを開けると耳を後ろに折って私と旦那の間を「待ってたよ!!!」と飛び跳ねるように走り回って。
旦那が呼んでも、私が来ないと途中で立ち止まって待っててくれたハナ。

眠くなると自分でお昼寝用タオルに潜り込んで寝るけど、私が近くにいないとわざわざ呼びに来たり、膝の上に乗せてとおねだりしたり。
ソファの上が大好きで、まだ自分でよじ登れないのでソファの前でピョンピョンウサギみたいに跳ねたりときには助走までして跳んでみたり。

お散歩(テラス)に行くと、猛ダッシュでトマトのところへ走っていってトマトにパンチしたりして、急に車の音とかするとびっくりしてダッシュで帰ってきたり。
よしずの紐を引っ張って遊んだり、新聞紙をまるめたボールで遊ぶのも大好きだった。
うんちは、いつもブーゲンビレアの鉢の裏に行って隠れてしてた。

たった一週間で、トイレも覚えたし、ボールを取りに行って戻ってこれるようにもなったし、お座りもできるようになったハナ。


今、家の中はとにかく静まりかえっていて、誰もいない。
ハナがいてくれた1週間は私たちも笑いがたえなくて、
ハナの小さなぬくもりと、小さな足音と、小さな体はかけがえのない大きな存在で
今でもどうにかして戻ってきてくれないかと思ってしまう。
何をしていてもハナを思い出し、部屋の中で、ついつい「ハナ」と呼びたくなる。


インドネシアに来て、最初の旦那以外の家族。
好きなことをしていても、趣味があっても、仕事があっても、友達ができても
こんなに癒されたことはなかった。


心からありがとう、大好きだったよ。
そしてごめんね、ハナ。
またいつかどこかでハナに会いたい。

ハナ

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